目次
黒檀は、気高さ、そして何よりも抵抗力を象徴しています。 また、黒檀はポジティブな象徴であると同時に、闇を表すこともあります。
エベネ科ディオスピロス属の樹木で、材は高貴で濃く、重く、非常に耐性があります。
黒檀は楽器の材料として使われることが多いのですが、その昔、黒檀は人を恐怖から守ると信じられていました。 そのため、子どもから恐怖を感じさせないために、ゆりかごの製造にはこの木材が好んで使われました。
関連項目: カラバッカ・クロス神々
ローマ神話に登場する地獄の王、冥王星は黒檀の玉座に座っていたことから、黒檀の象徴は地獄や暗闇を通り抜けることとも関連します。
関連項目: バランスのシンボル同様に、ギリシャ神話の冥王星に相当するハデス神は、黒檀の冠を頭に載せて象徴されています。
黒檀は黒く輝く色をしていることから、「黒檀の王子様のようにハンサム」「黒檀の女神のように美しい」など、黒檀を引き合いに出して「黒い美」を表現することが一般的です。
クルミの木と松の木のシンボルも知っておきましょう。